いきなりだが、俺このゲームナメてた。いやスゲー面白いよこれ。複雑だと思ってた操作も直ぐ慣れたし。スピンやコースの撃ち分けが出来るようになると、物凄く面白くなる。気がつくと4時間近くぶっ続けでプレイしてた。
そしてこのゲームの最大の特徴がキャラクターの個性がはっきりしてるって事。パワータイプの選手とスピン主体の選手では、攻撃方法が全然違う。プレイヤーキャラクターとして使う場合でも、タイプで攻撃を分けていかんと全然勝てない。野球ゲームとかだと、ココまでパラメータに左右される結果って無かったと思う。
最初俺はバランスタイプのLIU PINGを使っていたんだが、途中でスウェーデン代表のJESPERに変更。こいつはパワー型の選手で、相手が女性選手であろうとも、相手コートに全力でトップスピンを叩き込み、甘いリターンがくれば之幸いと、腕も折れよとばかりにスマッシュを叩き込む。そして腕を上げて大げさにアピールするナイスガイだ。
こいつを操ってると、やはり卓球は前陣速攻型が最強なんじゃないかと思えてくる。途中まで。…そう、ドイツのJUERGENと当たるまでは… この野郎、フットワークが速くてこっちの揺さぶりが全然きかねぇしかもフォアのスピンが物凄い強烈で、サイドからぜってー取れねぇ角度で跳ね返りやがる。どうしろと。スコンク負け食らった時は、モニターにコントローラーブン投げそうになった。俺がアメ公だったら確実に投げてたわ。
と、ゲームとしてむちゃくちゃ面白いこのソフトだが、問題も幾つか。まず1ゲームが長い。基本11点先取の3ゲームなわけだが、途中セーブや中断が出来ない為、1プレイに結構時間が掛かってしまう。次にカットイン演出ウザイ。これの所為でタイミングをズラされ失点する事がある。せめてシステムにON・OFFつけるとかの処置が欲しかった。
そして後一つ。アセがキモい。ゲーム中、白熱してくるとキャラクターが汗をかいてくるんだが、それがキモい。其処までリアルにする必要があったのか。男選手の脇汗とか超キモいんですけど!!!
後は対戦が過疎ってる事かな?まぁこれは一年以上前のソフトだから仕方が無いけどね。