2本とも面白かったです。
「パラノーマル・アクティビティ」
最近流行(?)のビデオカメラ映像の映画。しかも全編。だから手振れで酔っちゃう様な人にはオススメできない。つっても肝心なシーンはカメラを固定して撮影してるんで、そんなキツくは無かったけどね。
なんか最近アメリカのホラーも、只驚かすだけじゃ無く雰囲気で怖がらせるみたいな手法が多くなってきてる気がする。特にこの映画は秀逸。最初ガールフレンドの告白する霊症を、所謂「家鳴り」みたいな軋み音を過剰反応してるんじゃ無いか?程度にしか考えてないボーイフレンドが、次第に悪化してくるソレを、己も体験する事で色々態度が変わってくのが面白い。なんか反応がすっごい「ありそう」で良いんだよね。過剰さが無いの。霊能力者を呼んでも、ボーイフレンドの方はちゃかしてたりとかね。
最後の方は一寸出来すぎで白々しかったりもするんだけど、フェイク・ドキュメンタリーとしては、今まで見てきた物の中で一番の出来。是非映画館で見てほしい。音楽も文字も無い、只々真っ暗なエンドロールも面白かった。
「涼宮ハルヒの消失」
ハルヒシリーズに関してオレは、一期のTVシリーズを観た程度の知識しか持ってないんだけど、そんなオレでも楽しめましたよと。もっと原作読んでたりとかしてた方が、色々補完されてて良いのかもね。やっぱこのシリーズ、主役はキョンなんだなぁ…と再認識した作品でした。
後一つ気になったんだけど、作中で出てきた部室のパソコンのOSが、ウィンドウズ95だったんだけど、ハルヒってそこら辺の時代の話なんかね?
因みに地元のシネコン、今「ハルヒ」「なのは」「Fate」と、アニメ作品3本やってるんだが、偏りすぎでないかね?